2006年6月28日

バンクーバー世界平和フォーラムに参加して


~バンクーバー世界平和フォーラムで
          憲法9条の分科会に参加して~
桜ヶ丘町  藤崎


6月23日~28日、カナダのバンクーバー市で世界平和フォーラムが開かれ、97カ国から5000人が参加しました。
 私も151人の日本代表団の一員として350の分科会のうち5つの分科会に参加し、平和について多くのことを学びました。どの分科会も英語でしたので、同時通訳を聞き漏らさないようにと必死でした。

 そのひとつ『日本の憲法9条:平和のための人類共通の宝』という分科会に参加しましたので、皆様にお伝えしたいと思います。
 会場には地元「バンクーバー9条の会」の会員や各国の参加者、日本からの参加者約200名が入り、会場に入りきれずに廊下にまで参加者が溢れました。
 分科会では、日本、米国、コスタリカ、バンクーバーの7人のパネリストから報告がありました。そのうち、君島立命館大学教授は憲法の平和主義について、「戦争放棄の考え方、概念はいくつかの国際法の中に含まれている」と具体例をあげながら述べられました。

 アメリカフレンズ奉仕委員会のジョゼフ・ガーソンさんは「米国政府は、アジア政策により日本を軍事大国化するため9条を変えさせようとしている」と報告。 コスタリカのロベルトさんは「コスタリカ政府のイラク戦争支持に対し、憲法違反の裁判を起こして違憲判決が出た」「日本国憲法は国民が戦争放棄を要求する権利を与えている」「私たちは憲法9条を無駄にしてはいけない」と発言されました。

 「バンクーバー9条の会」の乗松聡子さん(ブリティッシュコロンビア大学講師)は会の活動について次のように報告されました。
 『バンクーバー9条の会』は2004年に準備を始めて2005年6月に発足しました。現在100人の会員がおり、在住日本人および日系人が7割、カナダ人が3割を占めています。署名活動のほか、映画、マラソン大会、母親と子どもたちへの平和教育などの活動をしてきました。署名は1年間で2000筆を越え、日本の憲法を知らなかったカナダ国民の反応はよく、「アメリカがこのような憲法を持つべき」の意見もありました。「日本人の問題」とも言われたりしますが、憲法9条がどのようなものか説明しています。通りがかりに署名をしてくれる人は40%~50%です。カナダは多民族国家であり、討論会を開くときはいろいろな国の人とともにすることを位置づけています。署名活動をしていて、日本の国民から署名をしてもらうのが大変難しいです。今後、カナダ国内に9条の会を広げ、国民投票になった場合には9条改定にNO!と言える海外有権者を増やしていきたい。

 私は外国の人々の憲法9条への関心の高さに驚き、カナダにも9条の会があることを知ってびっくりしました。また、9条を生かそうと、世界中から集まった人々がいるということに大変勇気付けられました。
 分科会は熱気に包まれ、参加者からも「憲法9条を世界に広げよう」と発言がありました。世界平和にとって日本の憲法9条は本当に深い意味があるんですね。私はフォーラムで学んだこと、感じたことをできるだけ多くの人に伝えていきたいと思います。!

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