2007年4月 1日

やっぱり、今はもう戦時中!?


 3月30日中日夕刊に、漫画家石坂啓さんの「今はもう戦時中その先の想像を」というタイトルの文章があった。「私は自衛隊がイラクにいったときが戦争元年だと思っています。戦時だと考えるといろんなことが分かる。前の戦争もこんなんだったと思う。最初から自分の頭の上に爆弾が落ちてくるなんて思っていた人は誰もいない。戦争の始まりは遠くで、誰かが、静かに死んでるだけ。そこからどれくらい自分のこととして引き寄せて考えられるかだと思います」「いろんなことを疑ってかかるべきだと思う。改憲とは一体どういうことなのか。われわれに具体的にどういうことをもたらすのか。最悪のシナリオは何かって。ちょっと想像するだけでいいのです」と。ウーム。すでに戦時中か?とうなっていると、翌日の朝刊に、「沖縄戦集団自決、『軍が強制』削除もとめる」とある。教科書検定で、「『旧日本軍が強制したかは明らかではない』として、日本史の教科書に、修正を求める検定意見がついた」4月1日の「中日春秋」では、62年前、村長の「天皇陛下万歳」の三唱を合図に、多くの家族が次々と手榴弾を爆発させた集団自決に立ち会った金城重明さんの証言が紹介されている。金城さんは言う。「歴史の改ざん。軍の駐留先で集団自決が起きている。本質はそこにある」
 歴史を改ざんしてまで、なぜ日本軍の犯した罪、残虐さを消し去ろうとする?従軍慰安婦問題でも、狭義の強制は無かったとか言い出したのも何故?
 今が、すでに戦時中であると考えると、本当によく分かる。若者たちに、戦争に行ってもらうためには、日本軍は、強制的に従軍慰安婦にしたり、国民に集団自決を強制するような非人道的な軍隊であってはならないのだ。日本軍の負の部分はすべてないものにして、喜んで戦争に行ってくれる若者を育てねばならない。
 しかし、過去に目を閉ざすものは、また同じ過ちを犯すものなのです。歴史を改ざんして、過ちに目を向けようとしない改憲勢力に危うさを感じます。

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