2007年7月22日

「父が語った731部隊と憲法問題」尾張旭 戦争体験を聞く会第四回


今年の戦争体験を聞く会は、731部隊をとりあげました。10年以上も前、森村誠一が、「悪魔の飽食」という題で、新聞連載し、余りの残虐さ恐ろしさにショックを受けながらも毎日読み続けたものです。先の大戦中、旧満州で、細菌戦研究のため、中国人ら捕虜たちをマルタと呼んで、ありとあらゆる生体実験を試みた部隊が、731部隊です。捕虜虐待はジュネーブ条約等で禁じられていたため、極秘裏の内に行われ、1945年8月、日本軍の投降直前に、実験用の囚人を全員殺害し、すべての施設を破壊し、証拠隠滅を図りました。隊長石井四郎は、研究資料を極秘裏に持ち帰り、アメリカに引き渡すのと引き換えに、戦争犯罪者になるのをまぬかれました。他の関係者も責任を問われることなく、日本医学界の中枢に返り咲きました。薬害エイズ問題を引き起こした、ミドリ十字の創業者も731部隊の中心メンバーでした。
 その新聞連載をこっそり切抜きする父の姿に、何かを感じた息子。語ろうとする父に、シーと唇に人差し指を当てて止める母親。結局、母が亡くなり、担任のクラスの生徒が学校祭で731部隊を取り上げたことをきっかけに父に聞き始め、以後、父の話を語り継ぐものとして講演活動を続けていらっしゃる神谷則明さんにお話をしていただき、そのあと意見交換をする計画です。
 日時 8月19日(日)午後1時30分~
 場所 尾張旭市文化会館「あさひのホール」
 会費 300円
 託児やります 無料
オープニングに、長久手の「夢絃塾」による津軽三味線演奏もあります。気軽にご参加下さい。