2010年2月 4日

尾張旭の戦跡4


尾張旭の戦跡③ 多度神社の戦役記念碑・忠魂碑

 神社の鳥居の手前を左に入った山の中に、木々に埋もれて建っています。戦役記念碑は苔むしていて碑文の字はほとんど読めません。

 戦役記念碑は明治4039日建立。新居尚武会・従軍者・村長が建てたもので、西南戦従軍者1名、日清戦役従軍者10名、日露戦役従軍者46名の名が記さています。

 忠魂碑も同じ日に従軍者と建設委員の手で建立されています。この碑の裏面には、西南の役・台湾出兵・日露戦争での戦没者5名の戦没者の名が記されています

     忠魂碑

・明治10924日日向国細島病院に

於いて死没す陸軍歩兵1等卒 加藤竹三郎

・明治30223日台湾台中衛戊病院にて

死没す 陸軍歩兵2等卒 若杉門三郎

・明治371213日清国旅順港外強行封鎖中

戦死す 海軍2等水兵訓8等 若杉国三郎

・明治38129日清国沈且保にて負傷

遼陽兵站病院に於いて死没す 陸軍歩兵

上等兵 勲8等 水野末松

・明治38830日清国大○橋兵站病院に

於いて死没す 陸軍輜重輸卒 若杉鶴吉

   明治40年丁未39日建立

   建設委員4名の名前

     戦役記念碑

碑文は苔むして判読できず。

     西南戦従軍者 陸軍近衛歩兵1等卒 三浦惣右衛門

     日清戦役従軍者 10名の名前

     日露戦役従軍者 46名の名前

明治40年丁未39日建立 新居尚武会 村長三名、建設委員6名の名前

尾張旭の戦跡3


尾張旭の戦跡② 日露戦争の戦役記念碑と忠魂碑

 尾張旭市東部センターの南西、三郷児童館の西側に幾つかの碑を集めたところがあります。そこには敗戦前に建てられた碑が三つあります。大きくて立派なものです。「戦役記念碑」は尚武会(注)会員と建設委員が建立、その裏側には三郷地区から出征した23人の名前が書かれています。「忠魂碑」は従軍生還者が建立、裏側には日露戦争でなくなった4人の名前がかかれています。

 これらの碑は戦意高揚のために建立されたものですが、この二つの碑で、三郷地区から23人が出征し、4人が戦(病)死したことがわかります。

1、忠魂碑

明治三十八年戦役戦病死者

陸軍歩兵一等卒勲八等功七級 秋田○太郎ほか3名

の名が書かれてあります。

明治四十四年四月建之

従軍生還者

2、戦役記念碑

陸軍中将従四位勲二等功三級田部正壮書

明治三十七八年戦従軍者

陸軍歩兵軍曹勲七等 谷口○松ほか22名の名前と

尚武委員8名・建設委員11名の名前が刻まれています。

明治四十四年四月建立     旭村大字三郷