2011年7月11日

守山9条の会5周年の集いに参加して


 7月9日に、「もりやま9条の会5周年の集い」があって、1台の車に5人
も詰め込んで行ってきました。友人がその会にをやっているからという
こともありますが、それ以上に、講師が魅力的だったから。

講師は、知る人ぞ知る、神戸大学の発達科学部教授の二宮厚美さん。男
性です。

面白かったところを、少し紹介しますね。

犬でも猫でも象でも、動物の目は、白目と黒目の区別がつきにくい。し
かし、人間の目だけが、澄んだ白目を持ってうまれてくるのは、何故か。

他の動物は、生まれてすぐ自分で立ち上がってお乳を飲みに行く。しか
し人間の子供だけは、授乳してあげないと、自分からは飲みにいけない。
はじめから、誰かのお世話になる形で生まれてくる。

周りは敵ばかりで、いつも闘いに備えていなければならない動物と違って、
お世話してくれる人と友好的にコミュニケーションを築くために、どこを
見ているかが良く分かるように白目がはっきりしてきたのだ。

顔の表情筋の働きも同じ。

若い頃は、「人間は顔で判断してはいけない」と考えていたが、「顔は
バカには出来ない。50代になると、顔に人柄があらわれると思う。

死んだ時、葬式をするのも、人間だけだ。死ぬ時も、誰かのお世話になっ
て死に、葬られる。

生まれるときから、死ぬ時まで、誰かのお世話になる、1人では生きてい
けないのが、人間というもの。

ところが、最近「無縁社会」と言って、死ぬ時もお世話されずに死ぬ人が
増えている。東京湾のレインボーブリッジの下には、年間1000人もの死体
が、浮いている。

子供の特に0歳児の虐待死が、増えている。

3.11後の日本を憲法の力で、「人間らしい生存をもう一度よみがえらせる」
必要がある。

憲法の前文に、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から
免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」とある。

また、第25条には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を
営む権利を有する」とある。生活に困って生きていけなくなりそうになった
ら、市役所へいって、水戸黄門 の印籠のように、この条文を掲げると、
役所は、何らかの形で対応せざるを得ないのです。

人間が人間らしく生きていくために、仕事の保証が必要、等々。

話が、とても具体的で分かりやすく、やはり来て良かったと満足でした。

尾張旭の方の10人以上は参加して見えました。

 幸

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