2011年10月29日

「考えませんか原発のこと」講演会に110名余で大成功


今日は、講演会当日です。「さようなら原発」集会とパレードに参加した人

の中でも、山へ行く人、仕事のある人、用事のある人が多く、なかなか参加者

がつかめません。人集めはやっぱり大変。60人集まるかな?資料、80組

作れば、足りないことはないだろうと思っていました。


 今まで何度も集会をやっていて、顔見知りの常連さんも多いのですが、開始時

刻よりだいぶ前から、全然知らない顔の人が結構な数、入ってきます。これは、

予想以上に参加者が増えるのではと思って、椅子を倉庫から持ち出して追加しま

した。結局、資料が足りなくなり、増し刷りに走りました。110名を何人か

越える盛況でした。やっぱり、原発に対する関心は強いですね。


 河田先生の話は、チェルノブイリの被害状況と福島の状況を重ね合わせて、とても

具体的で生々しく、パワーポイントを駆使してわかりやすいものでした。聴衆

の反応もとても真剣に聞き入るというふうで、しーんとした緊張が場内に漲

るという感じ。先生は、そのあと名古屋での講演を控えていらっしゃり、1時

間丁度で終わるはずが、10分延長して質問にも答えて下さいました。長年の

活動に裏付けられた素晴らしいお話でした。


 5分の休憩をはさんで、柘植先生の、「原爆から原発へ」という題のお話を

お聞きしました。ゆったりとしてユーモアに富んだお話しぶりで、原発の歴史

とその危険性をはなされました。質問も相次ぎ、4時5分前まで、ぎっしり詰

まった充実した時間をすごすことができました。


 後で、スタッフとコーヒーを飲みながら話したのですが、講演の内容が素晴ら

しく、参加者の数も多いと、それだけで嬉しくて、準備の苦労も忘れてしまいま

す。みなさん、本当に有難うございました。

                     幸

2011年10月28日

明日の講演会の講師「河田昌東さん」今日の中日新聞に登場


 明日は、「考えませんか 原発のこと」という講演会のある日です。お昼ご

はんの後、新聞を見ていて、「あらー」と叫びました。33p社会面に大きく

「チェルノブイリ 健康被害4,5年後から」「がんより心臓病糖尿病が多く 1年目

の対応重要」と太字が目に飛び込んできました。」そして、「救援・中部河田昌

東さんに聞く」とあり、かなり大きめな顔写真付です。


 私たちが、明日お迎えする講師の河田さん、その人ではありませんか。「脱

原発考」という特集で、紙面の4分の1ほどを使っています。


 明日の私たちの講演会に向けて、中日新聞が援護射撃をしてくれたのでも

ないでしょうが、私たちがあちこちで河田さんを講師に勉強会をしていること

もあって、こういう取材になったという面はあるかもしれません。今日の中日

ホームニュースにも、案内板に講演会のことはのせてくれてありました。


 この記事を見て、「あ、明日の尾張旭での講演会の講師だ。こんなすごい人

の話なら、聞きにいかなくっちゃ」と思って、来てくださる人が、多いと嬉し

いんですが・・・。

 それから、講演会に参加のお誘いの電話をしていて、都合がつけば、必ず

来てくれるKさんに、「まあ必要ないだろうけれど・・」と思いながら、今朝

電話しました。すると、「明日?何だっけ」という答が返ってきて、ビックリ。

「ああ、そうか。空いているから出ます」とのこと。チラシ渡したのは、随分

前になるし、日常は忙しいしで、Kさんですら忘れていたのだ。

 最後の念押しで、電話して本当に良かったと思いました。

                       幸

                          

2011年10月25日

尾張旭に福島から疎開してきている母と子に出会いました


 10月29日(土)の「考えませんか 原発のこと」のチラシを若いお母

さんに届けたいと思って、保育園の前で、チラシ配りをしました。手分けし

てあちこちで。私は今日ふたりで、東部保育園で、3時45分~4時15分

まで、40名程度はけました。


 わりと興味深そうに貰ってくれる人が多く、「ご苦労様」と言ってくれる

人もいました。2人の子供連れの若い女性が、「話聞きたいのですけれど、

子ども預かってくれるんですね」と声をかけてきました。「はい、いいです

よ。何歳ですか?」「4歳と、1歳です」「3歳以上しか預かれないんです」

「じゃ、4歳の子を預けて、1歳の子は、お膝でもいいですか?」「ああ、

いいですよ。泣いたりしたら、出てもらうくらいで」


 お聞きすると、福島に住んでいて、原発から35キロのところに家がある

という。今は尾張旭の実家に避難しているが、夫は福島にいて、冬になった

ら帰ってきてほしいと言っている。本当に帰っても安全なのか分からないの

でそんなことも聞きたいとのこと。切実な問題を抱えているこの人に出会え

てよかった。本地ヶ原にも、福島から来ている人がいるというので、その人

にも連絡してくれるようにお願いした。


 先日、私の従姉妹の子どもが、東京から京都に避難したという話を聞いて、

東京でもそんなに危険なの?と思ったところだが、福島で35キロ圏内では、

その深刻さは何十倍もであるだろう。しかし、仕事とか生活とかを考えると

そう簡単には結論を出せない問題であるようだ。

 でも、愛知の中では、最も詳しくそんな問題にも答えてくださりそうな

河田昌東先生にお話いただけるので、その点はありがたいことです。

 沢山の人に参加して頂きたいですね。

                           

尾張旭に福島から疎開してきている母と子に出会いました


 10月29日(土)の「考えませんか 原発のこと」のチラシを若いお母

さんに届けたいと思って、保育園の前で、チラシ配りをしました。手分けし

てあちこちで。私は今日ふたりで、東部保育園で、3時45分~4時15分

まで、40名程度はけました。


 わりと興味深そうに貰ってくれる人が多く、「ご苦労様」と言ってくれる

人もいました。2人の子供連れの若い女性が、「話聞きたいのですけれど、

子ども預かってくれるんですね」と声をかけてきました。「はい、いいです

よ。何歳ですか?」「4歳と、1歳です」「3歳以上しか預かれないんです」

「じゃ、4歳の子を預けて、1歳の子は、お膝でもいいですか?」「ああ、

いいですよ。泣いたりしたら、出てもらうくらいで」


 お聞きすると、福島に住んでいて、原発から35キロのところに家がある

という。今は尾張旭の実家に避難しているが、夫は福島にいて、冬になった

ら帰ってきてほしいと言っている。本当に帰っても安全なのか分からないの

でそんなことも聞きたいとのこと。切実な問題を抱えているこの人に出会え

てよかった。本地ヶ原にも、福島から来ている人がいるというので、その人

にも連絡してくれるようにお願いした。


 先日、私の従姉妹の子どもが、東京から京都に避難したという話を聞いて、

東京でもそんなに危険なの?と思ったところだが、福島で35キロ圏内では、

その深刻さは何十倍もであるだろう。しかし、仕事とか生活とかを考えると

そう簡単には結論を出せない問題であるようだ。

 でも、愛知の中では、最も詳しくそんな問題にも答えてくださりそうな

河田昌東先生にお話いただけるので、その点はありがたいことです。

 沢山の人に参加して頂きたいですね。

                           

2011年10月11日

金原ひとみ・・・奴隷状態の私たち(原発推進の内なる空気)


 『蛇にピアス』を書いて、芥川賞をとってから、何年になるのでしょうか?

かなり気持ち悪い若者の世界が描かれていて、衝撃的でした。ついていけない。

あれ以来、芥川賞をとった小説をあまり読まなくなったような気がするくらい。

でも、最近彼女が書いた『マザーズ』の評価は高いようで、あちこちで書評を

目にします。現代社会で、母親になることの孤独と辛さを身体感覚に訴える書

き方で描いていてすごいというのです。一度読んで見なければと思っていました。

 『蛇にピアス』の世界と、結婚とか、母親になるという言葉は何の接点もない

ような気がしていましたから・・・。

 

 すると、今日10月11日の中日の夕刊に、「制御されている私たちー原発

推進の内なる空気」という題で、彼女の文章が載っていました。


 4月に第2子出産予定で、入院の準備をしているとき地震が起き、3月12

日、福島第1原発で「水素爆発がおきた3時間後、私は娘の手を引き夫と3人

で岡山に向かった。あの日、私の見据えていた未来は消えた。」4月に岡山で

娘を出産し、夫と離れて暮らし、東京に戻りたくはない。


 そして彼女は、はっきりといいます。

「原発はすぐにでも全炉停止した方がいい。二度とこんなことは起こってほし

くないし、今回の件で、今や1部の利権のためだけに原発があることが、周知

の事実となったからだ。(略)こういう誰にでも分かるはずのことができない

のは、政府や東電の社員が悪人だったり、無能だからではないのだろう。反原

発の総理大臣にも、原発推進の流れは変えられなかった。(略)数万人がデモ

を起こしても、デモに行かなかったその何百倍、何千倍もの人々が願っていて

も、変わらないままだ。

 既に放射能の危険性を考えなくなった人は多い。何もできないのが分かって

いれば、余計に辛いだけだからだ。命より大切なものはないと言うが、失業を

理由に自殺する人が多いとされるこの国で、失業を理由に逃げられない人、人

事が恐くて何もできない人がいることは不思議ではない。


 しかし多くの人が癌で死ぬ可能性よりも、個々の人間とは無関係、無慈悲に

動いていくこの社会に対して、私たちが何もできないことの方が、余程絶望的

なのかもしれないのでだ。

 私たちは原発を制御できないのではない。私たちが原発を含めた何かに、制

御されているのだ。人事への恐怖から空気を読み、その空気を共にする仲間達

と作り上げた現実に囚われた人々には、もはや抵抗することはできないのだ。

しかしそれができないのだとしたら、私たちは奴隷以外の何者でもない。それ

は主人すらいない奴隷である」。


 金原ひとみは、1983年生まれというから、今、28歳。2児の母親。

何という絶望の深さでしょう。「何もできない。抵抗することができない。

奴隷である私たち」という認識。若者を覆う閉塞感はこんなところにあるのか

もしれません。

 しかし、今回の原発問題で、少しずつ何かが動き始めたような気もしていま

す。今までなかなか接点が見つからなかった、若者と老人が手をつなぎ始めた。

特に若い母親達が、行動を始めた。マスコミも、特に中日新聞は、本気で脱原

発の報道をやっていると思います。私も、今まではとても付き合えなかった金原

さんの発言に、共感を覚え、「絶望せずに一緒にやっていこうよ」とエールを

送る気持ちで一杯です。

    幸

2011年10月 9日

日野原重明さんの講演(AHI会報より)・・9条の大切さ


 昨日、NHKテレビで、99歳歳から100歳になるまで、日野原さんを

追った特集をやっていたのをビデオにとってあったので、料理をしながら見

たのですが、ちょっと物足りなかったです。今年8月名古屋で講演をなさっ

た内容が会報に載っていたのですが、そのほうが面白いです。100歳で現

役の医者であり、被災地福岡にも出かけ、各地で講演活動を続けているのだ

からすごいです。

 「私は、人間は運命に生きるのではないと思っています。どこに住むかは

変えられないかもしれないかもしれませんが、誰と出会うかは自分が切り拓

くものです。出会う人があなたにとっての新しい環境となり、その中であな

たの人生が変わる。運命は邂逅・出会いを通して、あなたが作るものです。

 あの人のようになりたいというモデルを持つことが必要です。実在する誰

かと出会うことが重要です。


 私たちは、裸で生まれて裸で死んで行きます。欲望の産物であるお金や物

を持ったまま死ぬことはできません。その一方で、希望は心の中の持つもの

です。このようになってほしいと祈るような気持ちです。希望を誰かの心に

蒔きましょう。あなたの命を誰かの時間に吹き込めば、その人の時間は生き

てきます。


 他人が持つ時間を奪うのは殺人です。自分が使うことができる時間を人の

ために使うことは大きな愛です。

 あの大きな東日本大震災にあたって表明された134もの国々からの愛の

気持ちを、平和を作りだすことにつなげたいと思います。原爆を経験した日

本こそが最前線に立って、核廃絶の運動を進めていくべきです。」


そして、最後にこう言うのです。

 「私は、子どもたちに、いのちの大切さを伝える「いのちの授業」をして

います。いのちを、自分の時間を、誰のために使うか。子どもの時には自分

の時間を使えばいいけれど、大きくなったら誰かのために使ってほしいと話

しています。10歳の子どもたちは、すでによく理解しています。もし憲法

9条を変えるような事態になって国民投票が行われるようになったら、投票

権を持つようになった彼等が反対してほしい。他の先進国のように18歳で

投票権を持てるようにするためにも、私は、あと10年は生きないといけま

せん。」

 ここで、突然憲法9条が出てきたことに、驚きもし、嬉しくもなりました。

そうか、100年を生き、戦争を体験してこられた日野原さんから見ると、

「憲法9条」というものが、「平和」や「いのちの大切さ」の根幹をなすも

のとして、決定的に重要なものなのでしょう。一番大切なところで、日野原

さんと、がっちりと手をつなげることができて、嬉しいです。

 「一枚のハガキ」の新藤監督は99歳、日野原さんは、100歳、お二人と

も、まだまだ意欲の衰えを知らず、次々とやりたいことがあるところがスゴイ。

  幸

2011年10月 8日

「考えませんか 原発のこと}原発講演会10月29日


先日、岩倉9条の会が、原発問題で講演会をやって、聞きにいきました。

そこでの河田昌東さんのお話がとてもよくって、早速尾張旭でも話してい

ただこうということで、実現しました。

 日時  10月29日(土)午後1時30分~  

 会場  尾張旭市 中央公民館3階 「第4研修室」

 お話 1.「チェルノブイリと福島のメッセージ ~食の安全、命の安全~」

      NPO法人チェルノブイリ救援・中部理事 河田 昌東さん

    2.「原爆から原発へー安全神話の系譜と問題点ー」

      名古屋大学名誉教授  柘植新さん

 柘植さんは、「9条の会・尾張旭」の世話人代表であり、原発に関する

お話もお聞きしたことがあり、お願いしましたが、河田さんは、それまで

全く知りませんでした。

 ところが、講演を引き受けていただいたすぐ後の、「週刊金曜日」という

週刊誌に、「市民科学者」の特集があり、そこに、河田さんの写真と名前

が載っていてビックリ。チェルノブイリの事故から、20年以上にわたって活動を

続けていらした、全国に名を知られた有名人だったのです。

 今年4月以降は、福島の自治体や農家の要請により現地入りし、放射能汚

染の実態を調査するとともに、チェルノブイリ事故救援の経験をいかし様々な

アドヴァイスを行っていらっしゃるということです。

 私が、原発のことなど何も考えず、チェルノブイリのことも、頭の隅をかすめた

だけで、忘れていたのに、ずーと活動を続けてこられたすごい人、河田さん

のお話を、皆さんに聞いていただきたいです。

 少し早めにお出かけいただいて、聞きたいことなどを、前もって書いて

下さると嬉しいです。河田さんが、その後名古屋での講演があるということ

で、最初に河田さんにお話いただき、質問。そのあと柘植さんということに

変更しました。(最初のチラシとは変わっています)

  主催は、「九条の会・尾張旭」です。原発反対運動ではなく、勉強会

です。どなたでも参加できます。3歳以上の子どもの託児は無料です。

 資料代・会場費カンパを300円お願いしております。