2012年3月29日

福島のガレキ処理、引き受けるべきか?


Mさんから、電話。住んでる地域がホットスポットのため避難してきて

いるIさんから、「愛知県が福島のガレキを引き受けるといっているが、不安

である。尾張旭がどうするつもりなのか、市長が意思表明する前に会って意

見をいう機会を持ちたいが、一人では無理なので、一緒に行動してくれる人

はいないだろうか。次の「さようなら原発・尾張旭」の例会は、4月12日なの

で遅すぎる。それより前に有志で動けないだろうか」という相談があった。

 ガレキ処理に関する資料は、Iさんが持っているので、2~3日中に集まっ

て話し合いたいので、都合のつく日を教えてくれとのこと。


 今日もテレビで、県の受け入れ方針に、市民グループが反対を申し入れたと

報道している。さて、どう考えるべきか、余り真剣に考えてはいなかった。


 「原発のウソ」という素晴らしい本を書いた小出裕章さんが、3月16日付け

の週刊金曜日で、ガレキ処理について話していた。彼の言うことなら信用でき

そうな気がするので、要点をまとめてみます。


 放射能というのは、閉じ込めることが原則。国がやろうとしていることは、

全国の自治体の焼却施設で燃やせ、焼却灰はそれぞれの自治体が勝手に処分

しろ、という。そのふたつともが間違えている。


 本来は、専用の焼却場を現地に作ることが望ましい。しかし、国は一切そ

ういうことをやっていない。汚染した地域の子供たちの被曝を減らすために

は、専用の焼却施設ができるまで待っていられない。だから全国で引き受け

るのはしかたがない。

 ただし引き受けるには、次のふたつの条件を満たさなければ、やっては

いけない。

 ①たいていの焼却施設にはバグフィルターがついていて、セシウムもそれ

なりに取れる。ただし、本当にフィルターで放射能を捕捉できるかどうかを

確かめなければいけない。バグフィルターでダメなら、セラミックフィルター

なり、高性能フィルターなりを追加して、放射能を閉じ込めることが必要。


 ②出てきた焼却灰をそれぞれの自治体で埋めるなどということは、やって

はいけない。私の提案は福島第1原発に返すということ。これまでも焼却灰は

コンクリートの材料に使われていた。福島第1原発では、これから石棺を建て

ることになるかもしれないし、地下には膨大な遮水壁、汚染水が出ないよう

に地下ダムのようなものを作らなければならない。そのために膨大な量のコ

ンクリートが必要になるので、それに焼却灰を使うというのが私の提案です。


 以上なんですが、彼の話の続きに、例の大阪維新の会が登場します。

かなりいいかげんな会らしいことがよく分かりますので参考までに紹介します。


 「半月くらい前、がれき問題について意見を聞きたいということで、大阪

維新の会のメンバーが30何人きました。私の提案は、ふたつの条件を満たさ

なければやってはいけないということですが、それを無視して、「受け入れる

しかない」と小出が言っていることになっているらしい。一般の方々も、小出

がとんでもないことを言っている、と怒っている。でも私は、そんなことを言

っているわけじゃないんです。」                 幸

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