2012年4月26日

DVD「終わらない戦争」・・・従軍慰安婦問題


従軍慰安婦問題に熱心に取り組んでみえる方が、この映画を見る会を何

度か開催し、各会派の市会議員などにも働きかけ、見てもらっていると聞

いて凄いなと思っていました。

 あいにく日程が合わず参加できなかったのですが、DVDをお借りして、見

ることが、できました。

 慰安所が、民間人が勝手に作り経営したものではなく、政府の方針の下、日

本軍の管理下におかれていたことの証拠など、歴史的な問題にもふれており、

韓国製ですが、日本人の研究者なども登場して、問題点を指摘していました。


 13カ国にのぼる国の女性が、性奴隷にされたという話には驚きました。

一番大変だったのは植民地であった韓国と台湾の女性達。軍隊の移動にしたが

ってあちこちの国に連れて行かれたからです。しかも、終戦とともに、言葉も

分からない国に、ほったらかしにされた。


 性奴隷であったことは、恥ずかしくて、人に言える事ではありません。

でも、若いころのあの屈辱的な体験は決して忘れることのできることではあり

ません。年老いた一人の女性が、名乗り出ました。韓国の方です。それがテレ

ビで放映されると、「私もだ」と何人もの女性が名乗り出たのです。それまで

夫にも子どもにも話したことのない人もいました。


 オランダ人(当時インドネシアはオランダの植民地)の女性は、西欧人も

名乗り出なければ問題をうやむやにされると思って名乗り出ました。


 韓国人で、逃げ出そうとして、全身に日本刀の切り傷をつけられた人は、

自分の身をさらして訴えていました。

 中国人で、慰安所で妊娠させられ逃げ出した人。夫はその子どもに肉を食べ

させず、苦い菜ばかりを食べさせた。子どもは、幼い時から「日本人!」と差

別して呼ばれた。独身で60歳を過ぎて、老いた母親とともにいる姿は、その

苦痛に満ちた人生を想像させ、やりきれない思いがしました。


 彼等は何を求めているのか?

日本政府のしっかりした謝罪と、補償です。それがなされないので、彼女達

の中で、あの戦争はいつまでも終わらないのです。


 やはり、これは見る価値のある映画でした。特に、「従軍慰安婦はなかった」

とか、「南京大虐殺はなかった」とか、言っている政治家達に、見て欲しいです。

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