2012年5月 9日

「改憲の動き」・・・伊藤真講演より


 政権交代で憲法改悪の危険性増大

→自公政権下で改憲のブレーキ役になっていた野党・民主党が政権与党になった。

→アジア情勢、3.11、国政の混乱など


・憲法改正の枠組みが完成

→2011年10月20日に、衆参両院の憲法審査会の委員が選任され、翌21日には

 第1回の会合が開催された。

・政党などから様々な改憲の主張


改憲論議をする際に注意すべき点

 1 改憲に期待しすぎない(冷静になる)。

 2 どこの誰が利益を受けるのかを具体的、現実的に考える。

 3 改憲によって私達の生活がどう変わるのかを具体的に考える。

 ①今よりも安全な生活になるのか

 ②今よりも自由な生活になるのか

 ③今よりも福祉が充実した生活になるのか

 (具体的に、自分の身に引き付けて考える必要)


民主主義を機能させるには

 ・1人1票の実現

 ・情報公開の拡充


憲法がめざす社会へ

 ・一人ひとりがその個性を尊重され、お互いの違いを認め合って、ともに

  生きることのできる社会

 ・世界中の子どもたちが、安全で平和の中で自由に自分らしく生きていく

  ことができる社会


皆さんへの期待

1 明日の自分は今日の自分が創る。

 →今を変えれば未来を変えられる。

  人は実現不可能な夢を思い描くことはない。

(日本国憲法は、素晴らしい憲法だと思う。
9条はものすごい不自由。

でも、 不自由だからこそ、より可能性を発揮できる)


2 今を生きるものとしての責任を果たす。

 →憲法を知ってしまった者として今できることを。

  憲法を使いこなす力をつけること。

    主体的に生きることが大切。

3 Festina Lente (ゆっくりいそげ)


 伊藤真さんは、「高校生のころまでは、憲法に関心がなかった。自分は

日本国籍を持っているし、生活保護を受けていなかったし、健康だったし、

即ちいつも多数派に属していたから、少数派の権利を擁護する憲法に関心

がなかった。」というようなことを言われました。それが、憲法を勉強する

なかで、「多数派は常に正しいとはかぎらない。憲法は、多数派(強者)

による少数派(弱者)への理不尽を許さないためにある。想像力がどうして

も必要だ」と、憲法の素晴らしさにめざめ、憲法の伝道師として、全国で

講演活動をしている。若々しく活力にあふれ素晴らしい方でした。

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