2013年4月 7日

豊下楢彦『「尖閣問題」とはなにか』ベストセラーになれば、日本も少し変わるかも


 まるで推理小説でも読むようにワクワクドキドキしながら読めて、とても大事なことをわかりやすく書いています。今の日本を理解するうえでこの本に出会えてよかった。ブログでも、お伝えしようと思っていました。

 体調すぐれずぐずぐずしていたら、私が参加できなかった読書会に参加したHさんが、フェィスブックで、紹介してくれましたので、それを使わせてもらいます。

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10年以上、月1弱ペースで続けている読書会、今日の本のタイトルは『「尖閣問題」とは何か』豊下樽彦著でした。断片的にしか伝わって来なくて分かりにくかった尖閣問題を日中両国の主張を歴史的に解明し、アメリカが何故この問題にあいまいな態度をとり続けるか、その戦略を理解することでこれからの日本が執るべき道を示しています。合わせて竹島問題・「北方領土」問題の解決策も提示しています。
最近は不安材料ばかり多い近隣諸国との関係をどう進めたらよいのかを分かりやすく示してくれるとても為になる本でした。

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 1月から新しく読書会に参加した友人のKさんのレポートで、Hさんが、あとで、「Kさんのレポートさすがでした」と言ってくれたのも、うれしいことでした。

 本当は、政治たちにまず読んでもらいたです。こんなのをきちんと読んでいれば、もう少しまともな政策が出せると思うのですが、政治家には、そんな暇はなさそうです。

 せめて、私たち市民が読み、語り合い、行動して、この国のことを何とかしていかないと、大変なことになりそうな雲行きです。

2013年4月 3日

「憲法96条」改定と「憲法9条」改定との関連


 9条の会・尾張旭ニュース41号が出来上がりました。

水島朝穂早大教授の、「憲法96条」改定についての意見を紹介
させていただいたところ、若いママさんから、素敵な意見をいた
だきました。以下に紹介します。こういう反応は、とてもうれしいです。


いまや、戦争を他人事だと思ってたら大間違い。

九条の会・尾張旭ニュースを読んで、安倍首相掲げる「憲法96条」の改定と9条の関係を、恥ずかしながらやっと理解した。

96条の「この憲法の改正の発議には、各議院の総議員の3分の2以上の賛成が必要」とする条文の「3分の2以上」を「過半数」に改めるんだそう。

これが改正されたら、憲法の改正のハードルが下がり、9条をもっとたやすく変えることができる。

憲法9条が改正できたら、日本は戦争を解禁できる。

選挙の時、

自民党に投票する

=戦争が始まる
=自分の家族が徴兵される

と想像した人はどれくらいいるんだろう?

原発には反対しながら、自民党に投票した人はいるのかなぁ?

最近の若い子はナヨナヨしてるから戦争にでも行った方がいいと言う人が本当にいるらしいけど、想像力を働かせて、徴兵は自衛隊とは絶対に違うことを認識した方がいいんじゃないか。

戦争を自衛隊に足が生えた程度だと思ったら大間違い。(自衛隊だって、報道されないだけど結構亡くなってるみたいだし)

アメリカの兵士が危険性を知らされず、防護しないで戦地で劣化ウラン弾を使い、アメリカに帰ってから生まれた子がどんなに酷い奇形だったか、映像で見てみたらいいと思う。

イラクやアフガニスタンや、その他多くの紛争が起こってる国の映像を見てみたらいいと思う。

地雷で腕を吹っ飛ばされた子どもを親が泣きながら抱き抱える映像を見てみたらいいと思う。

ちなみに劣化ウラン弾は原発の使用済核燃料から作られるので、私たちが原発由来の電気を使うことと関係があります。

ニュースから少し転載。

「どこの国の憲法でも、その改正条項には加重した手続きがセットされており、それを一般の法律のようにコロコロ変えた方がいいというなら、そうなった瞬間にもう最高法規としての憲法の機能は劣化してしまう」

「権力者はもともと、自由や人権を侵したい願望を持つものです。96条を改正して幸福になるのは権力者だけです」